2005-01-01から1年間の記事一覧

最大の垂訓

業を為すのは小我なるわたしたちではなく父なる神にまします実相[『吾れ(神)なり』(I AM)]である。わたしの裡なる父なる神が大いなる業を為し給うのである。父なる神と一体となってみ業を為すのだと知れば、もはやそこには何らの制約も限界もない。一切を成…

神力の無限還流

先ず初めにこの力が実存することを知り、次に絶対の確信を以ってそれを活用するようにすれば、間もなくあなたたちはそれを全面的に意識するようになり、自分の内外を貫いて一切を包容していることを知る。この力は流れるがままに任せばあらゆる場合にあなた…

謙虚・祈り

かくしてあなたたちは、神を拝し、讃え、ひたに拡がりゆる愛を以って全人類に注ぎかくて全人類はキリスト即ち神人が勝利に輝く姿を見るようになる。 今やあなたたちは最大の歓びを以って言う。『誰でもよいから望む者は来て、至純の生命の泉を深く汲んで呑む…

神とは何か

神とはどこか他所から一旦自分の中へ引き入れておいてから世間に出してみせるような、何か外側にある大きな存在ではないのである。神とは人間自身の想念の活動によって発生し、活発となるところのあの力である。この力が自分の裡や周囲一切に在る事は事実で…

瞑想

といっても、何も密室に入って身を隠せというのではない。現に今在る所、最も困難なる環境にあり、多忙な、いわゆる人生の動乱の最中においてさえ静謐を得ることである。その時、人生はもはや動乱ではなく、静穏であり、人を瞑想に誘い、瞑想を強いるものと…

神人の出現

あなたたちは大創造心質と一体である。従ってあなたたちはありとしあらゆるものが存在していることを知っている。更に、真に実存するのは、ただ神聖原理、大原理、善なる原理、神なる原理のみであること、それが一切の宇宙を満たし、それが一切であることを…

真理を素直に受けよ

智に結びつき、智によって導かれた生命は意志となり、意志によってそれは神の生命となる。霊こそが原始の、脈動する、原動力である。あなたたちはそのような霊が存在していることを只単に受け入れるか知るだけで、その力を活用することができるのである。で…

「物」が現れるまで

数学的な根拠からのみ言っても、すべてのものの中に浸透し、到るところに存在しているこの中性の質料の無数の粒子を引き寄せて、それでもって特定の物(存在)としての形をとらしめるためには、ある特定の働き、ある第一動が必要であったことになる。 この力…

理想実現の方法

何事にせよ、理想を実現成就するには、或る中心となる吸収点、すなわち理想とするところのものに思念を集中することが必要であり、それが真の原動力となるのである。あなたたちは、いや人間はすべて、この原動力となる中心となることができる。理想を表現し…

神は常にわたくしどもの裡から外なる全世界へ勝利を以って輝き出で給う

全能にして遍満し給う父なる原理よ、貴神は常にわたくしどもの裡から外なる全世界へ勝利を以って輝き出で給う。貴神は又光であり愛であり美であり給う。そのことをわたしどもは今日この日身を以って証つつあり、又意志すればいつでも証することができます。…

すべて一者の為、一者はすべての為

神の国は今、此処に、人の為に、人のものとして、人の間に在り。今も、これより後も永遠に、人は一人、神は一柱のみ。 すべて一者の為、一者はすべての為。 平安なれ! 平安なれ! 平安なれ!

すべての嵐と戦いの雲の背後に神を見るべし

人、その面を上にさえ向けんか、すべての嵐と戦いの雲の背後に神を見るべし。嵐の雲も戦いの雲も神の造りしにあらず、人の造りたるものなるを知るべし。更にその彼方を見んか、神の御手常に平和の裡に挙げられてあるを知るべし。戦争は神の造りしにもあらず…

この光に従う者は闇を歩むことはないであろう

聖霊、即ち人々に内在する神の霊の全ては、人々がこの聖霊の声を聞きハートを頑なにさえしなければ、世の光となり、この光に従う者は闇を歩むことはないであろう、と昔も今も語っている。そのような人は自分自らが世の人々を生命の光に入らしめる門であるこ…

『神を信ぜよ、然らば不可能なるもの無かるべし』

人々はその時、『入るを求むる者多けれど入ることなかるべし、永生に到る門は狭く道は狭し』と、私が語った時、私の描いていたビジョンが何であったかが分かるであろう。内在のキリストを顕現するという理念と、まさにここ地上における神聖且つ完全なる神と…

不動の信念と誠実とを以って毅然として立つならば、いかなる不安もない。

この理念がもしも世界中の偉大なる思想の殿堂の壁に純金の文字が刻まれるならば、人々はおのが想念を暗い泥沼より昇華させ、その足は強固なる岩盤の上に立つようになろう。其処には、風吼え浪打つとも、不動の信念と誠実とを以って毅然として立つならば、い…

想念そのものよりも遥かに重要なことは、真理を知ろうとする正直な欲望である。

他の条件が同じとすれば、人がある主題により多くの想念を与えれば与えるほど、人はその主題に関して正しくあることになるだろう。しかし想念そのものよりも遥かに重要なことは、偏見から免れ、偏好のないところの、真理を知ろうとする正直な欲望である。利…

決して嫉妬であなたの HEART を汚してはなりません。

決して嫉妬であなたの HEART を汚してはなりません。HEART は清浄善良に保つことです。そうしてこそ神の住居たるにふさわしい場所となります。

脳の有機体を発達させ、心のより完全な道具とするために勉学するのです。

MIND は一般概念としてそれ自体、形とは全く分離した区別されるものでありますが、MIND を MIND に顕現する手段として形ないし道具を必要とします。すなわち自己を意識するためには、個にならざるを得ず、個は形を必要とします。ところでよく注意してくださ…

摂取する食物は驚くほどの範囲で、考える想念や習慣一般を決定します。

摂取する食物は驚くほどの範囲で、考える想念や習慣一般を決定します。情欲を刺激する食物を食べると、生活は情欲の生活となり、清浄な食物を食べると、清浄な想念を抱き清浄な生活を送るようになります。 肉は人間屠殺場に他ならぬ世界に、特にキリスト教国…

富と贅沢品は、それらを支配できない者は別として、放棄さるべきものではありません。

富と贅沢品は、それらを支配できない者は別として、放棄さるべきものではありません。富に囲まれていても、我々は地上を這いまわる貪欲な人間どものように、我々の魂を焼きつくすことを許しません。我々は芸術を、音楽を、甘い香水を、美しい家庭を信じます…

正しいと信じたら断行することです。

ただ人の気に入ろうとして、事を行ってはなりません。正しいと信じたら断行することです。何事かを決するに当たって己の小我が少なければ少ないほど、それは正義にかなっているのです。

完全に気楽にくつろいでくださってよいのです。

完全に気楽にくつろいでくださってよいのです。この等級に達した人は皆清浄ですから、私たちはお互いに形式や儀礼にこだわりません。そういったものはごまかしの世間において必要なだけなのです。 万事が形式や儀礼によってがんじがらめにされている世界にお…

我々が行うすべての悪行、我々が思うすべての不浄な想念、すべての悪い欲望は、我々の内なる神人を拷問にかけるものである

これはキリストの秘儀、はりつけの意義、苦痛の秘密を説明します。黒い十字架は今説明しましたように人間の低級な性質をあらわします。この身体は霊の墓場であり、拷問の道具であります。この十字架に釘付けにされ、縛りつけられているのは神人、キリスト、…

情欲は説得には耳をかさず、小人の残忍な剣は容赦なく血のしたたる腕に振りおろされます。

白い人間は説得する力の他には武器をもたないのに、情欲は説得には耳をかさず、小人の残忍な剣は容赦なく血のしたたる腕に振りおろされます。血まみれの腕はやがて負けてしまいますが、切り落とされるや否や苦痛は治ってしまいます。彼の腕に描かれた苦悶を…

野望と生命愛こそ魂を大地にしばる情欲の最たる者である

熱望者よ、知るがよい。野望と生命愛こそ魂を大地にしばる情欲の最たる者であるのだ。人は野望をたたえ、そのゆえに権力と名声を求める利己的な戦いを正当化しようとする。しかし己を忘れて人類のために働く、より気高い熱望に比べると、利己的野望とはそも…

汝に約束する。この恐ろしい物質の池を通って私は汝といっしょに行こう。

人間はそのとき清浄無垢な天的存在であったが知識をもっていなかった。本来備わっているが潜在的な可能性を微かに知らせる内的直感に導かれて、彼は知恵と経験を熱望します。この熱望は瞬間的光明をもたらしました。光り輝く空間を見つめて、彼は自分があり…

神は一つ、人間は一つ、兄弟団は一つ、真理は一つである。

神は一つ、人間は一つ、兄弟団は一つ、真理は一つである。これは我々が建物を建てる隅石である。 神は無限であり万有に遍在する霊である。形なく変わることなく永遠であって、神自身を除いた万物にとって理解不能である。 人間は神が自ら課した条件において…

自己自身を神と結びつけて、自然と調和的に働く者は、保護されないでいることは決してありません。

自己自身を神と結びつけて、自然と調和的に働く者は、保護されないでいることは決してありません。彼らは高級な諸力――偉大なる保護霊――によって護られているだけでなく、彼らの生活様式はあなたがこの間の夜ご覧になった白光の神秘を展開します。それは外部…

愛する HEART と考える MIND をもった人間は万物の霊長である。

私は愛の限りないこと、同様に知識と心も限りないことを、あなたに示そうと努力して参りました。愛する HEART と考える MIND をもった人間は、進化の目標、創造の目的、万物の霊長であります。

あなた方は利己的な情熱を誤って愛と呼んでいる。

あなた方は利己的な情熱を誤って愛と呼んでいる。あなた方は目に見えない深みで魂と出会う、力強い愛の神聖な陶酔を知らない。